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Excelに海外市場の株価を取り込める「STOCKHISTORY関数」がすごすぎる!!

投稿日:2020年12月23日 更新日:

どうも、井上です。

今回は、Excelの
STOCKHISTORY関数
について解説します。

STOCKHISTORY関数とは

STOCKHISTORY関数とは、
海外の株価データを
Excelに取り込むことができる関数
です。

株価データというのは
・日付
・四本値(始値・高値・安値・終値)
・出来高
の3種類を指します。

海外というのは、
・アメリカ
・中国
・香港
・オーストラリア
・ドイツ
・フランス

など、多岐にわたります。

どの国(市場)が対象になっているかは
以下のサイトで確認できます。
株価財務データソースについて – Office サポート

残念ながら、今のところ
日本株はその対象ではありません。(2020年12月現在)

少なくとも、海外株を運用している人にとっては
知っておいて損はない関数です。

誰が利用できる?

残念ながら、この関数は
すべての人が使えるわけではありません。

今のところ、対象となっているのは
Office Insiderの「一部の方」のみです。(2020年12月現在)

Office Insiderというのは、
Officeの新機能を一般公開前に試せる人のことです。

「一部の方」というのは、Office Insiderの
・ベータチャネル
・最新チャネル

のうち、ベータチャネルを選択された方です。

この関数は2020年6月に発表されたばかりなので、
まだ試作段階ということになります。

試作段階が終われば、
Microsoft 365 ユーザー向け
リリースされる予定です。

事前に試したいという方は
Office Insiderになる必要があります。

Office Insiderになる方法は
以下のブログで解説されています。
Office Insiderプログラムに参加したい:世の中は不思議なことだらけ

難しくありませんので
ぜひ試してみてください。

実際に使ってみた

私はこれを機に
ベータチャネルのOffice Insiderになりました。

さっそく試してみましょう。

まずはB2セルに
株価を取得する開始日を入力します。

次にB3セルに
株価を取得する終了日を入力します。

次にB4セルに
銘柄コードを入力します。
今回はマイクロソフト(MSFT)を入れてみましょう。

さあ、これで準備はできました。

A6セルに
STOCKHISTORY関数を入れてみましょう。

そうすると最初に
stock
という引数(ひきすう)が出てきます。

これは銘柄コードです。

銘柄コードが入力されている
B4セルを指定します。

次に
start_date
という引数が出てきます。

これは開始日です。

開始日が入力されている
B2セルを指定します。

一旦ここで終わってみましょう。
カッコで区切って、Enterを押します。

そうすると
12月1日(開始日)時点のマイクロソフトの終値
が出てきました。

このように、
「stock(銘柄コード)」と「start_date(開始日)」さえ入力すれば
それ以降は省略可能です。

ですが、これだけでは物足りないので
続きを入力してみましょう。

今度は
end_date
という引数が出てきます。

これは終了日です。

終了日が入力されている
B3セルを指定します。

次に
interval
という引数が出てきます。

これは
0 = 日毎
1 = 週次
2 = 月次

となります。

今回は日毎の株価を出すため
「0」と入力します。

次に
headers
という引数が出てきます。

これは
0 = 見出しを非表示
1 = 見出しを表示
2 = 商品識別子と見出しを表示

となります。

今回は見出しがあったほうがわかりやすいため
「1」と入力します。

ここから先は
properties1」「properties2」「properties3」…
と続いていきます。

これは
0 = 日付
1 = 終値
2 = 始値

3 = 高値
4 = 安値
5 = 出来高
となります。

今回は
「日付」「始値」「高値」「安値」「終値」「出来高」
の順で表示させたいので、
「0」「2」「3」「4」「1」「5」
の順番で入力します。

カッコで区切って、Enterを押します。

12月1日から21日までの
マイクロソフトの株価と出来高が表示されました。

ローソク足チャートにしたい場合は
A6セルからE21セルまで選択して、

「挿入」タブをクリックします。

「おすすめグラフ」をクリックします。

「すべてのグラフ」をクリックします。

「株価」をクリックします。

ローソク足のイラストのところをクリックします。

「OK」をクリックします。

ローソク足チャートが出現します。

ローソク足の間隔がところどころ空いているのは、
横軸が(自動的に)日付軸になっているからです。

これを修正するためには
横軸をテキスト軸にする必要があります。

まず横軸を右クリックします。

「軸の書式設定」をクリックします。

軸の種類で「テキスト軸」をクリックします。

これでローソク足の間隔が等しくなりました。

ほかにも個人の好みによっては
細かい設定などありますが、ここでは割愛します。

STOCKHISTORY関数についての説明は以上です。
皆さんもぜひ試してみてください☆(^^)

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プロフィール

井上卓也(いのたく)
公認会計士の父を持つ。
資産にして数億円の株を持つ父だが、
その実態は、銘柄を管理しきれていないズボラな投資家だった。
膨大にあるこの銘柄たちを、息子は管理しきれるか?
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