企業分析

サイバーセキュリティクラウド(4493)について分析してみた【菅内閣が推進するDX銘柄にドンピシャ】

投稿日:2020年11月5日 更新日:

どうも、井上です。

今回は、父の要望により
サイバーセキュリティクラウド(4493)
について分析してみました。

企業概要

皆さん、
サイバーセキュリティクラウドという会社を
ご存知でしょうか。

サイバーセキュリティクラウドは、
クラウド型WAF(ワフ)
攻撃遮断くん
が主力事業の会社です。

WAF(ワフ)とは
Web Application Firewall
の略で、

Webアプリケーションの脆弱性を突いた攻撃から
Webサイトを守るためのセキュリティ対策
のことです。

従来のファイアウォールでは防げない不正な攻撃から
Webアプリケーションを守ることができる点
が特徴と言われています。

WAFについて説明されるとき、
次のような図をよく見かけます。

この図を見ると、
WAFさえあれば、ほかのセキュリティ対策は要らないのでは?
と思いがちです。

ですが、実際のところは
それぞれにはそれぞれの役割があり、
適材適所でセキュリティ対策を施す必要がある
ようです。

参考:ファイアウォールとWAF、IPSの違いは?初心者にもわかりやすく解説

サイバーセキュリティクラウドは
「攻撃遮断くん」
以外にも、

AIによるAWS WAFルール自動運用サービス
WafCharm」、

AWS WAFのセキュリティルールセット
AWS WAF Managed Rules

を提供しています。

売上高の割合は、
直近の決算説明資料によると

・攻撃遮断くん…約81%
・WafCharm…約15%
・AWS WAF Managed Rules…約3%

となっています。

AWS WAFとは、
クラウドサービス最大手の
Amazon Web Services
で提供されているWAFのことです。

AWS WAFはセルフサービスのため、
より良いルールを作るためには
専門的な知識が必要になります。

そこで、サイバーセキュリティクラウドが提供するような
自動運用のツールが必要とされるわけです。

Amazonは、
MicrosoftやGoogleと並ぶ
クラウドサービスのトップ企業ですから、

もしかすると、サイバーセキュリティクラウドは
Amazon対応セキュリティーソフトのメーカーとして
そのシェアを独占するかもしれません。

特筆すべき点は、
サイバーセキュリティクラウドが
メーカーであることです。

一般的なセキュリティシステム開発会社は
単なる下請けであることが多いですが、

サイバーセキュリティクラウドは
自社開発を行なっているという点において
他社と大きく差別化できています。

サイバーセキュリティクラウドは
今年(2020年)の3月に
東証マザーズに上場したばかりです。

株価は一時1万円を超える場面もありましたが、
現在は4000~6000円の間で推移しています。

父は、
9月28日に200株、
10月7日に200株、
10月22日に200株、
10月29日に100株購入しました。

代表取締役の大野氏は、
平成2年生まれの超若手です。

16歳の頃から起業しているそうです。

YouTubeで
「JapanStockChannel」
という番組が、

3回に分けて
大野氏にインタビューしているので、
興味のある方はぜひご覧ください(^^)

■第2回(7分18秒)
サイバー攻撃による企業の経営リスクに直結する問題を解決!!サイバーセキュリティクラウド大野暉社長(2/3)|JSC Vol.147

■第3回(8分12秒)
AIによるAWS WAF自動運用サービス「WafCharm」のさらなる海外展開を推進!サイバーセキュリティクラウド大野暉社長(3/3)|JSC Vol.148

財務分析

次の表は、
直近2期分(2018~2019年)分の
通期 財務分析表です。

(クリックすると拡大します)

自己資本比率は
2018年は19.52%とかなり低めでしたが、
2019年は42.12%と改善しています。

売上高は順調に伸びており、
2019年に入ってから
利益は黒字転換しています。

営業キャッシュ・フローも
プラスで推移し続けています。

直近の第2四半期の数字も
見ておきましょう。

(クリックすると拡大します)

自己資本比率は73.47%
大幅に上がっていますね。

健全な財務体質を心がけようという
姿勢が伺えます。

営業キャッシュ・フローもプラスで
問題ありません。

株主構成

サイバーセキュリティクラウドの
株主構成が面白いです。

筆頭株主は
Vector Group International Limited
となっています。

これはベクトルという会社の香港拠点です。

ベクトルは上場企業であり、
SNSなどのネット媒体を得意とするPR会社です。

様々な企業に投資を行なっており、

「着物はバイセル 87-87-87」のCMでおなじみの
BuySell Technologies (7685)、

株主優待商品交換サイトを運営している
ウィルズ(4482)、

『みんなの株式』『株探』などの株式メディアを運営する
ミンカブ・ジ・インフォノイド(4436)

などのIPO実績があります。

この中から投資先を探してみるのも
面白いかもしれませんね。

なお、ベクトルの創業者であり
取締役会長である西江肇司氏は、

サイバーセキュリティクラウドの
3番目の大株主です。

次に、2番目の大株主は
オークファン
です。

過去の私の記事を読んでくださった方なら
ご存知かと思いますが、

オークファンは
「流通を最適化する会社」であり、
こちらも上場企業です。

そしてサイバーセキュリティクラウドの
4番目の大株主が、

オークファンの代表取締役社長である
武永修一氏です。

そして5番目が、
サイバーセキュリティクラウドの代表取締役社長である
大野暉氏となります。

まとめると
次のようになります。

興味深いのが、
ベクトルもオークファンも、
サイバーセキュリティクラウドの
親会社ではない
ということです。

あくまでも投資先という位置付けです。

どういう意図があって
こういう株主構成になっているのかは不明ですが、

各社の関係性や事業内容などは
覚えておいて損はないでしょう。

また、この3社は
菅内閣が推進するDX銘柄にドンピシャですから、

今のトレンドを確実に押さえており、
注目に値します。

まとめ

話が逸れましたが、

サイバーセキュリティクラウドは
財務体質に問題はなく、
売上も順調に伸びているので、

投資判断としては
ホールドにしたいと思います。

今回の分析は以上です。
ありがとうございました。

-企業分析
-, ,

執筆者:

関連記事

くら寿司(銘柄コード:2695)は今が狙い目?最新の四半期報告書をもとに分析してみた

どうも、井上です。 今回は銘柄コード2695くら寿司株式会社について解説します。 目次1 くら寿司とは2 四半期分析3 決算説明資料4 父のコメント5 VS スシロー6 まとめ くら寿司とは 皆さん、 …

BASEって投資対象としてどうなの?いろんな観点から分析してみた

どうも、井上です。 今回は銘柄コード4477BASE株式会社について解説します。 目次1 BASEの株価が急騰2 BASEのサービス3 アメリカにも似たような会社はあるか?4 BASEのライバル5 累 …

オークファン(銘柄コード:3674)について分析してみた

どうも、井上です。 今回は、銘柄コード3674株式会社オークファンについて解説します。 目次1 オークファンとは2 オークファンの財務分析3 オークファンの営業キャッシュ・フロー4 オークファンの業績 …

ソリトンシステムズ(銘柄コード:3040)は投資対象としてどうか?いま話題のセキュリティ関連銘柄について調べてみた

どうも、井上です。 今回は、銘柄コード3040株式会社ソリトンシステムズについて解説します。 目次1 父が注目しているソリトンシステムズ、その実態は?2 財務分析3 市場でのサイバーセキュリティに対す …

スマレジ(銘柄コード:4431)がまさかの爆伸です

どうも、井上です。 以前、YouTubeで「スマレジが下がりそう」という動画を出しましたが、 その後、まさかの爆伸です。 この上げは、父も私もまったく予想できませんでした。 いったい何があったのでしょ …