企業分析

BASE(銘柄コード:4477)は値上がり過ぎ?投資判断を「ホールド」から「利食い売り」に変更しました

投稿日:2020年7月7日 更新日:

どうも、井上です。

このたび、父が

BASEは値上がり過ぎ?
投資判断をホールドから利食い売りに変更!

と言い出したので、
その理由について解説します。

ホールド判断後も株価が続伸

前回、投資判断をホールドとした
BASE(銘柄コード:4477)ですが、

そこからさらに
株価が上がっています。

特に目立ったニュース(材料)もないのに、
はっきり言って過熱感があります。

上がりすぎです。

では、いくらぐらいの株価であれば
適正と言えるのでしょうか?

BASEの決算説明会資料をもとに
勝手に算出してみました。

BASEの適正株価(勝手に算出)

2019年12月期の
決算説明資料によると、

2020年12月期の通期業績予想
次のようになっています。

プロモ費を含めた営業損益は
-391百万円との予想です。

ここから5年後の営業損益
ざっくり計算してみましょう。

まず、プロモ費を除いた
2020年12月期の営業損益は、
7億円くらいと勝手に予想します。

次に、2021年12月期の
プロモ費を除いた営業損益は、
だいたい10億円くらいと予想します。

次に、2021年12月期の
プロモ費を含めた営業損益を予想しましょう。

直近の有価証券報告書によると、
プロモ費(広告宣伝費)は7~8億くらいなので、

今後も継続して
8億ぐらいのプロモ費を使うと仮定します。

そうすると、2021年12月期の
プロモ費を含めた営業損益は
+2億円になります。

ここからようやく
黒字転換していくというわけです。

このペースで順調に取扱高が増えて、
営業利益が年率40%前後で伸びると予想すると、
5年後は次のようになります。

2024年12月期の
プロモ費を含めた営業損益は
+15億円です。

そこからさらに
税金を40%ほど取られるとすると、

税引き後利益は
+8億円となります。

BASEの発行済株式数は
2040万株ですから、

1株あたりの利益は
約39円です。

PERを超甘く見積もって50倍だとしても、
39円×50倍=1950円です。

これでも業績自体を
かなり甘く見積もって計算していますから、

現在の5000~6000円の株価は
どう考えても高すぎだ、ということですね。

そもそも上場した当初(2019年10月)が
1000~2000円台で推移していますから、
それくらいが適正だということです。

父のコメント

父によると、

気になるのは、
100万ショップあるけれど、
どの程度アクティブな店が残るのか不明な点です

100万ショップのうち、
法人・個人の内訳がどの程度なのか
開示もないので、分析が難しい

ショップ事例を見たところ、
SOLD OUT(売切れ)の商品を
多く見かけたのも気になります

会費無料なので、
登録ショップは増えやすく、
他社の追随を許さない強さがあるが、

休眠になったり、
月1万円以下の超小口が多いと、
営業利益は数億円単位にとどまるおそれがあります

とのことでした。

ショッピファイはどうか?

さて、
前回も紹介したカナダの会社、
ショッピファイ(Shopify)ですが、

2017年から日本に進出してきて以来、
日本のショッピファイは
あまりパッとしない印象です。

カナダのショッピファイは
BASEと同じくグングン値上がりしていますが、

利益は赤字です。

もしかすると、
BASEもショッピファイ並みに
株価がさらに上がるかもしれません。

そのときは
我々の見通しが甘かったということで
ゴメンナサイ。

まとめ

いずれにせよ、
BASEのいまの株価は
あまりにも企業の実態と離れていますから、

投資判断をホールドから
利食い売りに変更することになりました。

もともと2000株ほど持っていましたが、
現時点では200株ほどしか持っていません。

これ以上、株価が上がらない保証はないですが、
早々に売り抜けて、別の銘柄に資金を回したいと思います。

今回の解説は以上です。
ありがとうございました。

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